イザナキ君の身体は    どんな風イザナミ


この4種の文庫本を比べて読みました
ちょっと硬いけどお許しを
  

お急ぎの方は、2番目の河出書房版の古事記をどうぞ。池澤さんの訳が今風ですぞ。神々を個別に知るには角川ソフィア文庫(三浦友之)の古事記の神々でしょう。


漫画や劇画はあきれるほど売ってますが、文庫本、ことに古典物になると大きな書店でも棚に並んでいない方が多いようです。そう売れる本じゃない、と言うのが最大の理由でしょう。

なぜこの3冊?と聞かれると、左端の岩波文庫は1963年が第1刷で2024年には第96刷が出ていますが、さらに基本となったのは「日本古典文学大系」。文庫は1927年から出ている。岩波版は学術的な要素も濃く、学者やその道を目指す学生などに好まれるようだ。講談社版もオリジナルに忠実で、、専門家筋には評判がいいようだ。しかし、ワシのような素人には高い壁があちこちに出現する。これに比べて河出文庫の方は、同じ古事記だが雰囲気も訳文も随分と異なる。読みやすい。砕けている。専門家にしてみれば、何となくお気に召さないだろうと思える。

しかし、古事記を一般化する門を開いたことは確か。古典そのものから、現代、そして未来へ。.古事記への興味が募れば、さらに読みやすく、面白い古事記が出現するだろう。御託はこのくらいにして、どう異なるか、さわりの一部をコピーした。

岩波・古事記



河出・古事記



日本書紀


 古事記2種、日本書紀を加えて、ほぼ同じ部分を切り抜いてみた。さらに和漢混合で書かれた古事記も有るが、こちらは到底読めないので掲載しない。

どうだろう。池澤さんの訳した古事記がかなり現代風で、読みやすいことは否めまいが、漢字で書かれた古事記の原文を読み解学究肌の人々には、ちょっと苦々しい表現が混じっていると思える。今後の古事記は池澤スタイルが加わって、一般的な読み物の世界に加わることになるかも知れない。



今昔物語集はちょっと遠い存在だと思うが、芥川龍之介の“鼻”はある意味kで創作ではなく名訳と行ってm巣不思議はない。粂野仙人などはそのまま読んでも笑ってしまう。やはり日本人が、日本語で書いた物は、ワシのように古文 など勉強したこともないのに、何となく分かり、少し慣れるとわかりやすくなる。

と言うわけで、書店で売られている古事記は、何社からも出版されているので、遠慮なく立ち読みから「ドアを叩く」のがよろしようで。

今回の「ワシのドアを叩け」はいささか硬くなったが、次からはふにゃふにゃになりますぞ!

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