1960年代からざっと69年、いろいろな国を走り回ってきて、南北両極を除き行きそびれていたのがオーロラを仰ぎ見る旅でした。アラスカ、カナダでもオーロラ見物の良いポイントはある湯ですが、これまでの行きがかり上「北欧へ行こう」となり、4年にわたって初冬の1~2ヶ月をレンタカーと民宿で、オーロラを見るたびとなりました。運にも恵まれ、地元の人も感動する“オーロラ大爆発”にも出会えて、長い旅の人生の恐らく最後となる旅は、とてもうまく行きました。その翌年から、全世界が新型コロナの流行に襲われ、旅は封印されてしまいました。もう一度、共思いながらオーロラを求めた旅の回想です。